
ここ最近では「プロブロガー」に憧れる人が増えています。
そのための手法なども溢れかえるようになり「最低でも100記事は書く」「毎日必ず更新する」「1記事1500文字以上必要」など、あまり根拠のない数字の情報も飛び交い、日々記事を更新し続けている人もいます。
たしかに検索エンジン対策という観点からはコンテンツ量も重要ではありますが、その目的のためだけに記事を量産するのはあまりにも非効率なのです。
サイトの最適なコンテンツ量は本当にテーマ次第です。
テーマによっては5ページもあれば充分だったりする場合もあります。
インターネット上に情報が溢れかえっているからこそ、必要な情報がコンパクトにまとめられているミニサイトのほうが重宝されることもあるくらいです。
実は大規模なサイトよりもミニサイトが訪問者ニーズに合っていることも多々あります。
読み手の立場から見た場合、必ずしも情報は多ければ多いほどいいというわけではありません。
重要な情報を凝縮してまとめてくれているサイトのほうがありがたいということです。
特に、そのテーマについて調べ始めたばかりの初心者にとっては、基本的なことが整理されているミニサイトが助かるのです。
ミニサイトは、訪問者が求めている情報をしっかりと把握し、掲載する情報の取捨選択ができていることが大事だと思っています。
ネット上を探し回らなくても必要な情報が一回で入手できるようなミニサイトを目指しています。
これまでブログしか作成したことない人がミニサイトを始めようとした時、意外と何から始めていいのか戸惑うケースがあります。
ブログは全体の構成などをあまり気にせず、その時に興味を持ったことや体験などを自由に書いていけます。
カテゴリーやタグなども途中で追加できるので、最初の段階で具体的にブログテーマを決めなくても始められる自由度な手軽さが、ブログの大きな魅力です。
しかし、構成がきちんと組まれていないコンテンツのため、訪問者が必要な記事を見つけることが難しかったりするわけです。
トップページが時系列順に記事が並ぶ作りなため、必要な記事は探しても見つからない可能性もあります。
ミニサイトは、見やすく整理されたトップページを作るため、最初の段階でしっかり全体構成を決める設計作業が必要です。
ブログは継続更新が前提ですが、ミニサイトは完結させます。
作り込みをして完成させれば、その後はほぼ運営に手間がかかりません。
イメージで言うと、雑誌と一冊の本の違いでしょうか。
もちろん、ミニサイトでも古くなった情報のアップデートや、テーマによっては定期的な更新が必要なこともあります。
ただ、更新し続ける必要はなく、更新をしなくてもサイトコンテンツとしての価値が維持されることが多いのです。
短期集中で完成させるのがミニサイトです。
コツコツと記事を書いていくのがブログと、好みもわかれると思いますが、比較的短期間で完成させられるミニサイトは魅力的だと思います!